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『森を育てる技術』目次       【積雪斜面の歩き方】

第1部●基礎編

1 森を育てるということ

ようこそ森林作業現場へ  

森を育てるということ 

 

2 安全な作業のために

安全意識と危険予知 

 危険に対する知識と技術

 安全意識の重要性 

 ハインリッヒの法則とフェイズ理論 

作業の服装と装備 

 何を着るか 

 何を履くか 

 ヘルメット  

 ゴーグルと耳当て 

 手袋 

 腰袋 

 装備を背負う 

 救急セット 

作業の体勢 

 作業の準備                           【直鉈】

 山の歩き方 

 森林作業の基本姿勢と斜面の歩行 

 積雪斜面の歩き方 

 ナンバ歩き 

 休憩と昼飯 

 水分補給 

 悪天候 

 落石 

 上下作業の禁止 

 ハチ・ヘビ・ウルシ 

 焚き火 

 

3 刃物の仕立てと取り扱い

刃物を使うということ 

刃物の基本構造 

 両刃と片刃 

 刃物の材質 

 刃物の内部構造 

 刃物が切れる仕組み 

  1.刃先がとがっていること 

  2.刃を形成する面が「なめらか」であること            【鎌の振り方】

  3.くさびの効果 

  4.真っすぐ切るか、引いて切るか 

鉈 

 鉈の種類 

  1.直鉈 

  2.ハナ付鉈 

  3.鉈鎌 

  4.枝打鉈 

  5.竹割鉈 

  6.剣鉈 

  7.峰鋼入 

  8.柄 

  9.鞘 

 鉈の選択 

  1.どこで買うか 

  2.最初の一本 

 鉈を研ぐ 

  1.蛤刃 

  2.蛤刃からプロの刃へ 

  3.砥石の選択 

  4.荒砥石で研ぐ                         【地拵え】

  5.仕上げ研ぎ 

  6.山研ぎ 

 鉈を使う 

  1.鉈を使うときの体勢 

  2.鉈を振る線上に身体を入れない 

  3.樹木を切り倒す 

  4.倒れた樹木を細かく刻む 

  5.鉈でヤブを切り開く 

鎌 

 鎌の種類 

  1.下刈り用の鎌 

  2.大鎌 

  3.中鎌 

  4.除伐・地拵え用大鎌 

  5.除伐・つる切り用鉈鎌 

  6.柄とカバー

 鎌の選択 

 鎌を研ぐ 

  1.どこで研ぐか 

  2.鎌用の砥石 

  3.鎌の研ぎ方                          【ぶり縄】

 鎌を使う 

  1.鎌の握り方 

  2.鎌の振り方 

  3.足の位置と運び方 

  4.作業の方向 

  5.作業上の注意事項 

  6.安全上の注意事項

鋸 

 鋸の種類 

  1.手鋸 

  2.伐採・玉切り用鋸 

  3.竹切鋸 

  4.高枝鋸 

  5.製材用大鋸(前挽大鋸) 

  6.柄と鞘 

 鋸の目立て 

  1.鋸の固定と目立てヤスリ 

  2.横挽鋸の目立て 

  3.縦挽鋸の目立て 

 鋸を使う 

斧                                 【野帳への記帳】

 斧の種類 

  1.薪割斧 

  2.伐採・枝払い・カン打斧 

  3.枝打斧 

  4.製材斧 

 斧を使う 

  1.安全に使う 

  2.斧を使う体勢 

鳶と鶴 

 鳶、鶴を安全に使う 

 鳶、鶴のメンテナンス 

唐鍬 

 唐鍬を使うコツとメンテナンス

 

4 造林作業

更新と造林 

歩道づくり 

地拵え 

 地拵えの意味 

 地拵えの種類と方法 

植林                                

 植林に適した時期                          【チェーンの構造】

 樹種の選定 

 苗木の選択 

 植栽の本数 

 植林の方法 

 獣害の予防 

広葉樹林を育てる 

 広葉樹の人工造林

 天然生広葉樹を育てよう 

 木材生産を目的とした広葉樹の育林法 

 「広葉樹林施業」の問題点 

下刈り 

つる切り・除伐 

 つる切り

 除伐 

枝打ち 

 死節 

 無節の柱材生産 

 磨き丸太材の生産 

 長伐期の大径材生産 

木登りの技術 

 安全対策(安全帯) 

 木登りの手段                          【強度間伐の実施例】

  1.梯子 

  2.昇柱器 

  3.ぶり縄 

 遊びとしての木登り 

 

5 樹木と木材

樹木の名前を覚えよう 

 図鑑を入手しよう 

 葉を採取して調べよう 

 名前の覚え方 

 樹木を知るということ 

尺貫法を知ろう 

 《付表》日本の伝統的な度量衡(尺貫法)の概要 

木材(素材)の計量 

 素材の材種 

 素材の寸法区分 

 素材の径 

 素材の長さ 

 丸太の単位寸法 

 材積の単位 

 丸太の材積 

 

6 森の測量

山林測量の意味 

森林基本図 

測量用具の取り扱い 

 山林測量の機器 

 コンパス 

 三脚 

 ポール 

 測量ロープ(メートル縄、間縄)  

現地での測量作業 

 閉合トラバース測量 

 測点杭を作る 

 コンパスを三脚にセットする 

 三脚を地面に固定する 

 次の測点を作る 

 コンパスを覗いて測定を行なう 

 斜距離の測定 

 野帳への記帳

 測点杭の埋め込み 

内業 

 パソコンの表計算ソフトを活用しよう 

 誤差について 

 磁北について 

 《表計算ソフトに関する付表》

  コンパス測量データ(閉合トラバース測量)を計算するときの手順

  測量計算と作図

  実際の計算例

  グラフ描画機能を使用した作図例

 

7 森の診断(森林調査)と施業計画

森林調査の意味 

毎木調査と標準地調査 

 毎木調査 

 標準地調査 

標準地(調査プロット)の設定 

 方形プロット 

 円形プロット 

直径を測る 

 胸高直径(DBH) 

 輪尺と直径巻尺 

 直径を測るときの諸注意 

 野帳への記帳 

胸高断面積と林分材積(蓄積) 

 林分材積(蓄積)と標準木 

ビッターリッヒ法 

 胸高断面積の簡易測定 

 レラスコープ 

 調査の方法 

 傾斜地での測定 

 ビッターリッヒ法の原理と簡便性 

樹高を測る 

 樹高の測定 

 樹高測定の用具 

 対象林木の選定 

 調査の方法 

 《付表》水平距離と斜距離および樹高 

林分密度の判定 

 林分密度管理図 

 相対幹距比 

 形状比 

 樹冠長率 

地位の判定 

 《付表》樹種別樹高成長曲線図(地位指数曲線図)

間伐計画の立案 

 施業診断書の活用 

 《付表》森林現況調査票(施業診断書) 

 複層林施業と間伐効果

樹冠投影図と樹幹解析 

 

第2部●応用編

8 チェーンソーと刈払機

チェーンソー 

 チェーンソーの種類と選択 

 チェーンソーのメンテナンス 

  1.混合ガソリンとオイル 

  2.ハンドル、スロットル 

  3.イグニッション(オン・オフ)スイッチとチョーク

  4.エアフィルターとキャブレター 

  5.キャブレターの調節

  6.スパークプラグ 

  7.マフラー 

  8.スターターロープとリコイルスプリング 

  9.チェーンブレーキ、クラッチ、スプロケット 

  10.スパイクとチェーンキャッチャー、防振ゴム 

  11.ガイドバー 

  12.チェーンの張り 

 チェーンソーの目立て 

  1.フリーハンドで目立てよう 

  2.目立てに必要な用具 

  3.目立ての姿勢 

  4.チェーンの構造 

  5.目立ての方法 

  6.切れ味を追求したプロの目立て 

  7.デプスを削る 

  8.目立てにおける諸注意 

 チェーンソーを使う 

  1.基本姿勢と事故防止 

  2.エンジン始動 

  3.キックバック 

  4.樹木の伐倒 

  5.傾斜地における伐倒  

  6.偏心木の伐倒 

  7.芯切り・根張り切りなど 

  8.かかり木の処理 

  9.枝払い 

  10.玉切り 

  11.外力を受けて曲がった樹木の処理など 

  12.振動障害について

刈払機 

 刈払機の種類 

 刈払機の機構 

  1.イグニッションスイッチとスロットル 

  2.飛散防止カバー 

  3.刈刃とギヤケース 

  4.肩ベルト 

  5.刈刃カバーと運搬 

 刈払機を使う 

  1.服装 

  2.キックバック 

  3.刈払機作業の体勢 

  4.危険行為 

  5.斜面での作業 

  6.振動障害 

 刈払機事故をなくすために 

 刈刃の目立て 

 

9 間伐作業

選木と伐倒の一貫作業 

従来の間伐法 

 定性的間伐法 

  1.寺崎式 

  2.下層間伐 

  3.上層間伐 

  4.全層間伐  

 定量的間伐法 

 機械的間伐法 

間伐と森林の多様な機能 

 多様な機能の重要性 

 森林の水土保全機能 

新たな強度間伐の提案

 強度間伐と雪害 

 強度間伐の特徴 

 強度間伐の実施例 

 強度間伐の実行方法 

  1.現地踏査による施業区域の確認 

  2.山林測量による実施面積の把握 

  3.森林調査 

  4.間伐計画の立案と届け出 

  5.間伐の実施 

 森林空間のデザイン 

やってはならない間伐法 

 巻き枯らし間伐 

 間伐木の高伐り 

 二分の一列状・群状間伐 

 切り捨て間伐材の積み上げ 

間伐手遅れ林分について 

 

10 木材の収穫技術

樹木から木材へ 

伐期の検討 

木材の収穫システム 

 車両系林業機械 

  1.林業用トラクタ 

  2.ブルドーザ 

  3.フォワーダ 

  4.小型林内作業車 

  5.グラップル、グラップルソー 

  6.プロセッサ 

  7.ハーベスタ 

  ●プロセッサ、ハーベスタの弱点 

  8.フェラーバンチャ 

  9.トラック 

  10.トラッククレーン 

  11.モノレール  

 架線系林業機械 

  1.集材機 

  2.自走式リモコンキャレッジ 

  3.タワーヤーダ 

  ●架線集材と地形 

  4.,スイングヤーダ 

  5.ジグザグ集材 

 架線集材に必要な知識と技術 

 ヘリコプタ集材 

林地と残存木の保護 

 林地(表層土壌)の保護 

 残存木の保護

 

11 森で働くということ

森林作業者と日本社会 

プロとボランティア 

「経済」と「科学技術」の妄信 

「森の思想」の復権を 

 

あとがき 

参考文献

 

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